「プラスチック資源循環法」が今月から施行されてます。
要するに、
プラスチック製品を製造する企業は、
製造時に国の指針に則り環境に配慮した製品を設計し、
プラスチック製品廃棄物を抑制すること。
プラスチック製品を販売・提供する企業は、
使い捨てプラスチックを減らすため自ら販売した製品の自主回収や再資源化を率先して行い、
プラスチック製品使用の合理化を図ること。
消費者は、
プラスチック製品を合理的に使い廃棄物の排出を抑制すること。
企業や自治体の回収ルートにあわせて分別して廃棄すること。
認定プラスチック使用製品を使用するよう努めること。
市区町村は、
家庭から排出されるプラスチック製品の分別収集や再商品化等の国の施策に準じてプラスチック資源循環の促進に努めること。
都道府県は、
プラスチック資源循環の促進の責務を果たすために必要な技術的援助等必要な措置を講じること。
国は、
プラスチック資源循環の促進を図るために必要な資金確保、情報収集、研究開発の促進とその普及に努め、
さらに教育・広報活動を通じて国民の理解を深めるように努めること。
ということです。
この新法は、
プラスチックごみの問題、気候変動、諸外国の廃棄物輸入規制等をきっかけに、
国内のプラスチック資源循環を促進する重要性が高まっていたことを契機に成立したのですが、
もっと早くにできなかったのかとも思う一方で、
なんだかすんごい当たり前のことじゃないか、 とも思うのです。
なんでもかんでも無料提供するのが「サービス」なのではなく、
「どうしても必要ならどうぞ」が「サービス」という企業文化になって欲しいなと。
いずれにしても、プラスチック製品を減らす生活スタイルが根付くことが大切、
とりわけ使い捨てプラスチックは早急に無くしたいですね。
プラスチック資源循環法とは、⇒https://plastic-circulation.env.go.jp/taishi