環境省が「サスティナブルファッション」を推しています!
アパレル業界は石油産業に次いで環境汚染を引き起こしている業界と言われています。
世界全体で約150兆円の市場規模があり約3億人が従事しているアパレル業界。
日本でも約10兆円の市場です。
新興国の経済発展による中間所得層の増加や流行を追い短いサイクルで、且つ低価格で世界的に大量生産&販売を行うファストファションの普及により、服の生産量は過去15年で2倍に増加しています。
その一方でリサイクルされる服は少ないため、アパレル業界は「大量生産・大量消費・大量廃棄」が問題視されています。
原料では、
化繊であれば石油資源の使用やCO2排出、マイクロプラスチック問題、
コットンであれば、
水の消費、農薬や化学肥料による土壌汚染や労働者搾取の問題がつきまとい、皮製品などは動物福祉の問題をはらみ、
製造過程では、
CO2の排出、水の消費、化学薬品による水質汚染、低賃金劣悪な環境下での労働問題などがあり、
廃棄過程でも、
供給量40億枚に対し30億枚の廃棄。。。廃棄は主に焼却なためCO2排出します。
アパレル製品を循環させるには、企業側はサプライチェーンを細かく追跡して原材料までさかのぼり、衣料品製作工程含め標準化した基準を消費者に示すことが必要です。
そして作った後の服にもリペアなどのサービスで責任ももつ。
購入者側も買った服に責任をもち、リサイクル、リユース、アップサイクルする。
まさにSDGs12番目のゴール「つくる責任、つかう責任」ですね!!
「サステナブルファッション(Sustainable Fashion)」という言葉を御存じですか。
気候危機とも叫ばれているこの時代に必要な新しいファッションスタイルです。
ファッションは、
個々を彩り、毎日を豊かにしてくれるものですが、一方で、ファッション産業が与える大きな環境負荷は世界的な問題となっています。
大量生産・大量消費・大量廃棄という現代の社会システムが引き起こしているのです。
このシステムを180度変えることができるのが
「サステナブルファッション(Sustainable Fashion)」です。
ファッション産業の与える環境負荷の現状、サステナブルファッションとは何か簡単に御紹介します。より詳しく知りたい方は、以下のURLを御覧ください。