ファシリティドッグ ヘアドネーション
ヘアドネーション

<Hair Donation(ヘアドネーション)>とは

小児がんや先天性の脱毛症や不毛症、事故などで髪の毛を失った子どものために、寄付で集まった髪の毛でメディカルウィッグを作り無償提供する活動のことです。

ヘアドネーションは1997年にアメリカで設立された団体「Locks of Love」などがおこなっていたボランティア活動が発端です。
「Hair Donation」つまり、Hair(髪の毛)+ Donation(寄付)ですね。

日本では、<Japan Hair Donation & Charity(JHD&C)>や<NPO法人HERO>、<つな髪>などが活動を行っています。

一つのウィッグを作るためには、31cm以上の長さの髪の毛が30人から50人の方の協力が必要です。
全国にはヘアドネに賛同してくださっている「ヘアドネーション賛同理容室・サロン」があります。ヘアドネは、通常のカットより作業の手間が増えます。
髪をご提供する方法はいくつかありますが、関心がおありでしたら、みなさんの大切な髪をムダにしないためにも、行きつけの美容師さんにご相談してみてください。

メディカル・ウィッグを必要とされる方の申し込み条件は18歳以下であること。それだけです。
ウィッグの提供にかかる費用は、募金や寄付金、自主財源などで賄っていますので、子どもたちからお金はいただきません。
もちろん、プライベートにも配慮し個別対応を行っています。

海外に比べ日本ではまだまだ認知されていません。
子どもたちは、このウィッグ待ち望んでいます。
子どもたちの笑顔のためにも、より多くの人が協力してくださることを願っています。

まずはヘアドネーションを「知ってほしい」と思います。私たちが話題にしたりinstagramやtwitterなどで広めることで、子どもたちの笑顔が生まれます。
みなさんの周囲の方にぜひ教えてあげてくださいね。

よろしくお願いいたします。

⇒Japan Hair Donation & Charity はこちら

⇒NPO法人HEROはこちら

⇒ メディカル・ウィッグとは

ヘアドネーションの方法

基本的なヘアドネーションのやり方をお教えします。ご参考にしてください。
1.髪の毛を3~5にブロッキングする。
2.毛先から31センチ以上(団体によっては15センチ以上)の部分をゴムなどで縛る。
3.縛った部分の1センチ上をカット。
4.髪の毛はひとつに束ねる。
5.袋にいれ送る用意をする。(団体によって同封する方法が違います)
6.切ったあとは整えてもらう。

【注意点】
髪の毛は濡らさないで切ること。
カビや細菌が繁殖してしまいます。

髪の毛といっしょにドナーシートが必要になりますが、送付方法を含め詳細は各団体に問合せした方がよいです。
なるべく、全国にある賛同美容室・サロンの美容師さんといっしょに行う方が無難と思います。