いぬのせんせい

著者:ジェーン・グドール
イラスト:ジュリー・リッティ
訳:ふしみ みさを
出版社 ‏ : ‎ グランまま社
発売日 ‏ : ‎ 2021/1/11
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 36ページ
寸法 ‏ : ‎ 29.5 x 22 x 1 cm

重い病気をかかえる子どもたちの病棟に通い続ける白い犬「せんせい」のお話です。 「せんせい」が子どもに寄り添うことで、子どもたちには笑顔が戻り、不思議なことに具合がよくなっていきます。 ある日、保健所の検査官がやってきて、病棟への犬の立ち入りを禁止してしまいます。「せんせい」は病院の外でしょんぼりし、子どもたちはとても寂しがりました。そんなある日、入院中の小さい女の子の病状が悪化します。女の子は、犬を追い出した検査官の子どもでした。「せんせい、おねがい」看護師さんは病院の裏口を開け放ち、「せんせい」を招き入れます。翌朝、検査官のお父さんが見舞いに行くと、女の子は目を開けて微笑むほどに回復していたのです。 ロンドンの病院に実在したファシリティドッグの活動を描いた心温まる絵本です。

<著者について>
世界的に著名な動物行動学者であり、自然保護活動の第一人者。 1934年ロンドン生まれ。当時は道具を使うのは人間だけだと信じられていたが、ジェーンはチンパンジーが道具を使い、しかも作ることを発見。それ以外にも数々の世界的大発見をした。やがて、チンパンジーをはじめ、多くの野生動物が減少し、森がどんどん荒れていくことに気づき、自然と野生動物を守るための活動を始めた。(本文より抜粋)

¥1,650 (税込)

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説明

~出版社からのコメント~
「せんせい、はやく こないかなぁ」せんせいが そばにきて、よりそってくれるだけで、子どもたちは 笑顔になります。「せんせい」には特別な力があるのです。 (本文オビより抜粋) ほんとうにあった、特別なお医者さんのお話です。 この絵本を通して、高度な訓練を受けて医療介助活動をおこなうファシリティドッグの無垢な献身、特別な力、そして難病と日々闘っている子どもたちとの交流から生まれる、かけがえのない温かい時間を伝えていきたいと思っています。 多くの子どもたち、医療にたずさわる方々、そして犬を愛するすべての方々に手に取ってほしい作品です。

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