<海洋プラスチック問題とは>



海洋ごみは、生態系を含めた海洋環境の悪化や海岸機能の低下、景観への悪影響、船舶航行の障害、漁業や観光への影響など、様々な問題を引き起こしています。また、近年、マイクロプラスチック(一般に 5mm以下の微細なプラスチック類をいう)による海洋生態系への影響が懸念されており、世界的な課題となっています。海洋に流出する廃プラスチック類による海洋汚染は地球規模で広がっており、毎年約 800万トンのプラスチックごみが海洋に流出しているという試算や、2050年には海洋中のプラスチックごみの重量が魚の重量を超えるという試算もあります。

(環境省令和元年版環境白書より抜粋)